引越し作業で大切なことは必ず、したこと、していないことがハッキリと理解できるようなリストを作っておくことが大事です。
家族での引越し作業には、家全体のこと以外に、個人の住所変更など、さまざまな細かな登録手続きがあるでしょう。
忙しさのあまり、頭がゴチャゴチャになってしまい、「これ、やったかな?」とわからなくなることがあります。
漏れがないように、あとで確認できるものをメモ書き程度で良いので、作るようにしましょう。
まず、市区町村の役場で、転居届が必要です。
また、新しい住居と古い住居のライフライン(電気、ガス、水道、電話など)の供給の停止と開始の連絡があります。
・電気
・ガス
・水道
・電話
インターネットやNHK、銀行、郵便局、クレジットカード会社、健康保険、携帯電話会社、生命保険会社、火災保険会社へも住所変更が必要です。
・インターネット
・NHK
・銀行
・郵便局
・クレジットカード
・健康保険
・携帯電話
・生命保険
・火災保険
忘れがちなのが、児童手当や運転免許証の住所登録変更です。
同時に、車検証や車庫証明にも変更が必要です。管轄の警察署、陸運局にて変更できます。また、国民年金にも住所変更が必要です。
・児童手当
・運転免許証
・車検証
・車庫証明
・国民年金
引越し当日は、その他、手続きや荷物の荷解きなどで忙しく、なかなか手がまわりませんが、なるべく早くに完了しておきたいものです。
また、祝日や休日にまとめて作業ができるため、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆や正月などに引越し作業をすることもあるでしょう。
しかし、平日でないと、手続きが完了しない場合もあります。
家族の引越しは、個人個人を思い描くことで、どんな手続きが必要なのか見えてきます。
小さな子供がいるなら、児童手当や医療費補助など、地域差があり、無料になる地域や未就学児は3割など、バラバラです。
役所で、どんな手続きが必要か聞くことも大切です。忘れないようにしましょう。
初めての引越しでも時系列でコツを抑えて行えば安心です
本格的な引越しが初めてという方でも、時系列でその都度、コツを抑えていけば安心して行えます。
1ヶ月前
まず、引越し1ヶ月前には、引っ越し業者探しを完了させて、現在の住居や駐車場の解約、子どもの転校届け、新居の契約、引っ越し日程の決定までを済ませておくようにするのがコツです。
特に、大切なのが引越し業者の決定と、現在の住居の解約です。
・引越し業者の決定
・賃貸住居の解約
・駐車場の解約
・転校届け
・新居の契約
2週間前
次に、引越しをする2週間前までには、固定電話や携帯電話、インターネットなどの解約や住所変更が必要になります。
粗大ゴミを処分しておくこともしなければなりません。
それ以前に粗大ゴミが処分できる状態であれば、済ませておけばよりスムーズになります。
郵便局への転居届も忘れないようにしましょう。
そして、1~2週間前までには、役所での手続きが必要になります。
転出届け、印鑑登録の手続き、国民健康保険なら資格喪失届、児童手当の受給事由消滅届の手続きがあります。
すべて市役所で行うことが出来ますが、本人確認が出来る免許書や保険証と印鑑を持参するのを忘れないようにして下さい。
・電話、インターネットの住所変更
・転居届け
・転出届け
・印鑑登録の手続き
・国民健康保険の手続き
・児童手当の手続き
1週間~3日前
それから、1週間から3日前になると、さらにやることが雑多になります。
電気、水道、ガス、NHKなどの解約、新規契約をはじめ、クレジットカード、保険、新聞などの解約、必要に応じて住所変更があります。
荷物の処分と梱包を始めるのも、この時期です。
引っ越し先へ持っていかないものは、処分するものとして仕分けを行い、直近の生活では使用しないものは梱包しておきます。
・電気
・水道
・ガス
・NHK
・クレジットカード
・保険
・新聞
引越しの直前、直後に使うものは、別に分けておきます。
当日に、貴重品は自分で運ぶと考えられるものがあるので、それも分けておきましょう。
確実にこなしていくためにも、すべきことのリストを時系列で作っておいて、チェックをしておけば漏れることがありません。